ごめんなさいが言えなくて

生きているからには失敗することもある。
むしろ人間すべての行動が失敗であり、成功することなんかないのではないかとも思えるくらいだ。そう、失敗は必然で、成功は偶然なのである。

ただ、失敗をした時もっとも重要になってくるのは「ごめんなさい」ではないかと思う。
「ごめんなさい」は管を通って出てくる仕組みになっているが、大抵その管にはプライドのカスが溜まっているので、スムーズにでてこないのが相場となっている。
2009年は「柔術」「護衛術」より「謝罪術」が脚光を浴びることが予想される。
謝罪術とは主に思ってもないのに謝る技法を言う(笑)

忘れもしない、いつだったろうか?…もう7年位前の出来事。
当時、京都から大阪の仏教学校に通っていた。阪急の駅に自転車を停めて電車に乗って通っていたのだが、ある日学校から帰ると僕の自転車の前におじさんが立っていた。
「挙動不審だし、とんでもなく怪しいおじさんだ」と思い自転車の前に行くと、

「君、ちょっといいかね」
「え???」
「署まで同行してもらう」

何故か京都で一番大きな警察署に連れて行かれて取り調べを受けることになった。
今になって考えると、カツ丼を頼んでもらえば良かった。
「取調室にカツ丼」と言えば、「ビールに枝豆」・「花に嵐」位しっくりくるではないか。

「君が盗んだんだろ?」とさんざん窃盗罪扱いでものごとが進められていく。
こんな貴族みたいな僕を泥棒と間違うなんて…GO TO HELL!もしくはGO TO THE SPACE(地元限定のネタです)

「この自転車どこで盗ったんだね?」
「リサイクルショップで買いました!」
「え?リサイクルショップ…」

さんざん強気だったのに「リサイクルショップ」という言葉をだした途端に困惑し始めた。

結果から言うと、僕の名前と他の誰かの名前が2重に防犯登録されていることが判明した。
無実の罪で取調室に監禁されていたのだ。この時点ですでに腹立たしい出来事だが、署の出入口においてとどめの言葉が響いた。

「君もいい勉強になったね」

おいおいおいおい、ブーブーブーブー!
それは俺が言う台詞だろ!ここで必要なのは「ごめんなさい」ですから。
by bongu04200420 | 2009-02-11 16:43

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