パンパース偉人伝

法事の後、タクシーで帰宅している途中運転手さんとこういう話になった。
珍しく女性のドライバーさんで元気に話す姿が印象的だった。

運「お坊さん、今日は法事ですか?」
坊「はい」
運「お酒飲んだんですか?」
坊「はい」
運「私の実家も真宗なんですが忘れられないお坊さんがいるんです」
坊「はあ、その話聞かせてくださいますね?」

運「おばあちゃんの初7日のときだったかな、そのお坊さんがきたんです。私の実家は酒飲みが多くて『御院家さん一杯飲んでいかんかね』という話になったんです。『いや今日はこの後仕事があるので結構です』『まあまあまあ』『わかりました。では一杯だけいただきます』ということになったんですけど、一杯ですむわけないですよね。ケラケラケラ。結局一杯がいっぱいになって1敗したって話なんですけど…嘘ですよ。一杯がいっぱいになってお坊さん、腹と胸いっぱいになって、なんと上にきている衣を脱ぎ始めたんです。白衣一枚。その間、終始仏教の話なんですよ。お盆はこうだ、49日はこうだ、阿弥陀様はこうだ!どうだこうだ!熱く語りすぎて顔も真っ赤にして、とうとう最後はアクションまではいり『パンツが見えたらいけねえ』となって白衣をグイーっとおしりの方までひぱってパンパースみたいな状態になったんです。はたからみたらかなり変ですよね。ケラケラケラケセラケラ。でも、あんなに真剣に仏教の話をしている坊さん今まで見たことないんです。自分の姿を忘れるほどに真剣なんですもん。親戚の間では通称パンパースのお坊さんなんですよ。その話をおもいだすとなんか心があったかくなるんです」

大事なのは情熱なんだなあ。身だしなみはキチンと、足袋は白く、髪は短く、髭は剃ること(耳が痛い)そんな高貴な僧侶とは対極にある「パンパーススタイル」なりふりは関係ない


大切なのは『芯』の部分の情熱。お寺の経営や自分の利益を除いた純粋な仏教に対する情熱!知識ではなく心を揺さぶるもの、パンパースと仏教という奇妙なコントラストを心地よく思う偉人伝。
by bongu04200420 | 2008-06-25 11:04

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