キレる若者に対しキレる人へ
2007年 12月 17日
最近「キレる」という言葉がよく使われるようになった。
キレるといわれて嬉しいのはスポーツのとき、キビキビしたいい動きをして
「今日はキレテルネ」と言われた時くらいだろう。
その他で、キレると言われて喜ぶ種はチーズとハサミくらいしか思い当たらない(笑)
昔は「堪忍袋の尾が切れた」という言葉のように特定の出来事、人に対して我慢して、その限界に達してプッツンと緊張の糸が切れるというイメージがあったが、最近は何か社会全体が複雑になって目に見えない様々な要素が無意識のうちにストレスとしてたまってプッツンとなっているような気がする。
「最近の若者はすぐキレる」とよく言うが、案外『すぐ』というよりストレスが溜まっていく過程を大人が気付いてないだけなのかもしれない。
発しているシグナルに鈍感なだけなのかもしれない。
そして、すぐに沸点に達するくらいギリギリのところで毎日生活しているのかもしれない。
もしこの私の推測が外れているのなら、他には最近の若者はカルシウム不足である。ということしかいいようがない。
(2005年4月『永照寺だより』より)
キレるといわれて嬉しいのはスポーツのとき、キビキビしたいい動きをして
「今日はキレテルネ」と言われた時くらいだろう。
その他で、キレると言われて喜ぶ種はチーズとハサミくらいしか思い当たらない(笑)
昔は「堪忍袋の尾が切れた」という言葉のように特定の出来事、人に対して我慢して、その限界に達してプッツンと緊張の糸が切れるというイメージがあったが、最近は何か社会全体が複雑になって目に見えない様々な要素が無意識のうちにストレスとしてたまってプッツンとなっているような気がする。
「最近の若者はすぐキレる」とよく言うが、案外『すぐ』というよりストレスが溜まっていく過程を大人が気付いてないだけなのかもしれない。
発しているシグナルに鈍感なだけなのかもしれない。
そして、すぐに沸点に達するくらいギリギリのところで毎日生活しているのかもしれない。
もしこの私の推測が外れているのなら、他には最近の若者はカルシウム不足である。ということしかいいようがない。
(2005年4月『永照寺だより』より)
by bongu04200420
| 2007-12-17 08:54