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身をもって感じる

昨年から言葉の意味を身をもって感じることが増えてきた。

「いたちごっこ」などそのさいたるもので、我がお寺に、イタチ費なる費目を設けてもいいのではというレベルでお金を費やした。(大袈裟)次から次に侵入を試みるものとそれを阻止するもの。
きりがねえ。

第2段は「水清ければ魚棲まず」
あるお寺でやや風紀の乱れた壮年会があり、これでは駄目だと立ち上がった住職が、「仏教は有難いんだ」という素晴らしい研修を詰め込んだ結果、誰も集まらなくなった。ワイワイ飲みたいおじさんに有難い話はほどほどにしなきゃ。ああ、水が清ければ魚は住みにくい。そう言えば友達の家にしても少し散らかった家の方が居心地いいかも。あまり綺麗だと遠慮してしまう。

さて最後に、駐車場の掃除をしていると、道路に車を停めて2人の成人男性が喧嘩を始めた。
1人は自動販売機のジュースを補充する作業員、もう1人はいかついおじさん。
おじさんの方がだいぶ身体がでかい。

「なんかキサマ。なんクラクション鳴らしよんか」とおじさんが作業員に詰め寄る。

作業員は、とにかく声が高くてでかい。

「なんかちゃ。おまえがタラタラ走りよんやろうが」
おじさんは頑張って何かを言っているが、作業員の声が大きすぎてほとんど聞こえない。

だんだんと渋滞がひどくなってきたプラス、ギャラリーが集まり始めたのに加え、なにより声が届かないおじさんは戦意を喪失したのか…車に乗り込んだ。
その際、何か捨て台詞(かなり悪い言葉)を言っているのだろうと推察できたが、「なんかちゃ」の声にかき消されて何を言っているのかはわからなかった。

喧嘩とは武力と思っていたけど、この時初めてわかった。

「ケンカは、声の大きい方が勝つ」
by bongu04200420 | 2015-06-13 06:41

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