甘茶売りの少年

喫茶店でのおばさんの笑い声は不快な気持ちになる。スピーカーが壊れているからだろう。
しかし、同じスピーカーが壊れていても子供の笑い声は仕合せを運ぶ。

なんとかの証人の必殺技といえば

子連れ勧誘。

大人同士では打ち破れない「読み合いの壁」を容易に打ち破る。

子供の持つ未知の可能性、無垢な心、哀愁。

大人の泣き言は甘えと一喝されるが、子供の泣き言は同情を生む。

子供は千両役者であり悲劇のヒーローヒロインでもある。

なんとかの証人の場合は、子供の時代から打ちのめされてもくじけない布教スピリッツを培う為に他人の子供を同行させると聞いたことがある。武器でもあり教育なのだ。

花まつりの時、息子が甘茶を配る手伝いをしてくれた。

「今日は花なまつりです。お釈迦様の誕生日です」と叫びながら甘茶を配布したのだが、息子は

「今日は花まつりです。お魚さんの誕生日です。」と じぇ、じぇ いや

ぎょぎょぎょな発言をしていた。

「今日はトロまつりです。お魚さんの誕生日です」と大トロ配ったらすごいよな~と殺生な妄想をしながら甘茶を配り続ける。

かわいい~
おりこうね~
お手伝いしてすごいわね~

誉められ有頂天になっている時に、ヒソヒソ話が聞こえてきた。

「子供に手伝わせるなんて●●の証人みたいやね」

なんか子供を使ってセコイ。みたいな事をいっているのだ。勿論子供はわからないが、勝手に哀愁を感じていた。世間とはそういうもの!門徒さんに甘やかされている自分自身ににカツ!

「本願寺の聖人みたいやね」って言ったに違いない。と脳が勝手な解釈を進め、一件落着したのだった。
by bongu04200420 | 2013-04-23 12:07

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