葬儀
2009年 12月 04日
今日、葬儀だったおばあちゃん。享年98。年をとっても綺麗でシャンとした方だった。
お孫さんの手紙と挨拶が感動的だった。
庭の手入れが日課で、学校から帰ったら「今日はこんな虫がおったよ」と報告してくれたり、「つばめがガラスにぶつかって亡くなっていたから一緒にお墓を作ろう」と自然のいろいろな事を教えてもらったりしたそうだ。
いつも着物を着ていて、中学の友人に「おばあちゃんカッコイイね」と褒められたこともあったらしい。立派なピアノがあるのだが、戦後は一度も弾かなかったという。
言葉では語りつくせないおばあちゃんの想いを感じた。文章では限界があるが、なんともいえない強さを肌で感じた。
やはり明治生まれの女性はすごいな。と思う。目に見えないけど「芯」がピンとのびている。格好いいと本気で思う。
『老人が1人亡くなるのは町から図書館が1つ無くなるのに等しい』という言葉を聞いたことがある。
この言葉を最初に聞いた時「老人は昔の事沢山知ってるからな…」程度に思っていたが、最近その考えは間違いだと気付く。存在そのものがかけがいないということだ。
明治生まれが居なくなるという事は、明治の生き証人が無くなると言う事だもんな。資料では語れないものをその人の存在が語ると言う事もあるだろうし。
尊い人がまた一人減った。寂しい限りだ。
お孫さんの手紙と挨拶が感動的だった。
庭の手入れが日課で、学校から帰ったら「今日はこんな虫がおったよ」と報告してくれたり、「つばめがガラスにぶつかって亡くなっていたから一緒にお墓を作ろう」と自然のいろいろな事を教えてもらったりしたそうだ。
いつも着物を着ていて、中学の友人に「おばあちゃんカッコイイね」と褒められたこともあったらしい。立派なピアノがあるのだが、戦後は一度も弾かなかったという。
言葉では語りつくせないおばあちゃんの想いを感じた。文章では限界があるが、なんともいえない強さを肌で感じた。
やはり明治生まれの女性はすごいな。と思う。目に見えないけど「芯」がピンとのびている。格好いいと本気で思う。
『老人が1人亡くなるのは町から図書館が1つ無くなるのに等しい』という言葉を聞いたことがある。
この言葉を最初に聞いた時「老人は昔の事沢山知ってるからな…」程度に思っていたが、最近その考えは間違いだと気付く。存在そのものがかけがいないということだ。
明治生まれが居なくなるという事は、明治の生き証人が無くなると言う事だもんな。資料では語れないものをその人の存在が語ると言う事もあるだろうし。
尊い人がまた一人減った。寂しい限りだ。
by bongu04200420
| 2009-12-04 17:08